多くの人には戯言だけど、私と似た誰かにわずかでも糧になれば・・・何気ない人生の中で気付いたこと書いています。
理想的な人間。それは・・・
人が良いと決めたことをすべて持っていて、
人が悪いと決めたことは一つも持っていない。
そういう人物だろう。
だが、たとえ理想がそうであっても、そうなるだけの力を持っていても、
そうなってしまっては人でなくなる。
世の中は黒でも白でもなく、響くように黒と白の間を揺れ動いていて
決して黒にも白にもなることはない。
悪いことと良いこと。
それは時として立場が変われば全く逆になることだってある。
白があるから黒がある。
黒があるから白がある。
互いの関係に優劣があるわけではない。
たとえば白だけだったとして果たしてそれをすべて白と感じられるだろうか?
白しかなければそれを白なんて呼ばない。
何か違いを見つけ、生み出し、もうそれは白だけなんて呼べなくなる。
すべて揃った理想と言う矛盾。
だから白くなったり黒くなったりする世界の中で
日々悩みながら、自らを黒くしてみたり、白くしてみたり、
決して答えが出ないまま過ごしていく。
それでいいんじゃないかと思う。
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